先日、研究室の博士公聴会がありました。
僕にとっては興味深い内容で、今後のユニバーサルデザインにも変化をもたらすことになりうるものだと思いました。
その博士論文の中では、視覚障害者用誘導ブロックが取り扱われているのですが、ここで1つ。
一般的な誘導ブロックって黄色ですよね。ほとんどは、その場に不似合いです。
それが、公聴会では、色相(赤か?黄か?とか)は、視覚障害者による識別のしやすさに影響はないとされていました。
輝度比が重要なんだそうです。

欧州には誘導ブロックが石コロになっている場所があります。
他にも誘導ブロックの色相が黒だったりする場所もあります。
とにかく欧州には景観的に馴染んでいるデザインをしているのが多いと、僕は感じています。
それを見たとき、日本では何で黄色ブロックが多いんだ?と感じていました。
ですから、黄色の誘導ブロックではなく、その場に馴染む色相を使うことができるという点を知ったときは感嘆しました。

今までは障害者を強調したデザインが多すぎました。
しかも日本ではそれがユニバーサルデザインだとされています。
本当は、その場にさりげなく存在しているということ、それはユニバーサルデザインの思想に当てはまるはずです。
ですから、誘導ブロックをその場に馴染むようなものにするなど、障害者を強調しないデザインをもっと積極的に考えていって欲しいものです。