紙の資料館
設計:坂茂

写真は、やはり2階の通路が透けている「紙の資料館」。
この建築は、本当に感覚的に空間を把握しやすいものになってますね。通路が透けていたり反射性の高い空間で、誰がどこにいるのかある程度わかるものになっている。

聞こえない人は、一般的な住宅では2階の様子を感じ取りにくい。2階の動きをどのように感じ取れるようにしていけばいいのか。

その解答として、2階の光の変化を1階で感じ取れるようにしていくために反射材などを利用することもあるし、もちろん今回のように通路を透けさせるというのもいい。
また、ほとんど聞こえない人達だけで暮らす家であれば、通路だけでなく、2階の部屋の床を透けさせたり、半透明化させてしまうのもいい。(もちろん、原則としてプライベートルームは避ける。)ほとんど聞こえない人は、2階の音などは気にならないからだ。