今回はバラガン邸からヒントを得た。
設計者は、Luis Barraganで、公式サイトはhttp://www.barragan-foundation.com/

バラガン邸の書斎は道路に面している。しかも高窓ということから、外に対して「閉じて」いることになってる。
一方、リビングルームは庭に面し、全面窓であることから、「開いて」いる。
バラガン邸の庭は塀に囲まれている。
つまり、バラガン邸は外の人気を感じさせない。
バラガン邸では、1人で長い間ぼーっとできるそうだ。

今まで、聾者の住宅には外部とのつながりが必要だと話してきた。
だからバラガン邸は聾者に不向きなのか、というとそうでもない。

むしろ、外部とのつながりを遮断するという発想もあるということを、今回バラガン邸を見直したときに気付いた。
「外部に注意を向ける必要がない空間。」
それは聾者にとって安心できる空間の1つであるような気がする。