画像:アトリエ・ワン ガエ・ハウス

僕が色んな図面を見て「コレは!」と思ったものは、偶然にもアトリエ・ワンによる設計だというケースが多い。この事実にビックリしてアトリエ・ワンが設計したもの全てをチェックしてみた。
結論を言うと、アトリエ・ワンは聾者の視点からも勉強になるものを設計している。

さて、本題に入るとして...、「狭くて小さいたのしい家」という、ガエ・ハウスができるまでが書かれている本によれば、森博士の家を縦にしたものをイメージしたと書かれていた。縦のつながりが意識されているという点が、聾者の視点からも良い。

それよりも、僕が「コレは!」と思った部分は庇の窓。庇に窓があることに気付くまでは、僕は下記のように思っていた。
リビング&ダイニングを2階に持っていき、かつ2階の窓がこれだけじゃ、聾者と外部とのつながりが途絶えてしまう。縦方向のつながりはいいのになぁ...と。

ところが、庇に窓があることに気付いた途端、「コレは!」って思った。
光が地面で反射して、庇の窓を通じて内部に入る。このとき、その光が天井に映るということは、影の動きが天井に映るということも言える。
これが聾者には結構役に立ったりするし、面白いと思った。