sukoyaka.jpg 「住宅改造ポイント集<聴覚障がい編>」
発行:北九州市建築都市局住宅計画課
企画編集:NPO法人北九州市すこやか住宅推進協議会

この冊子の作成に協力しました。
1)聴覚障がいとは何か、2)住宅の各部の改造ポイント、3)実際の住宅事例(8件) が載っています。

個人的な欲を言えば、住宅事例をもっと増やしたかったなと思ってますが、大人の事情(?)で無理でした。でも、このような冊子は今までになかったと思います。

当ブログで書いてきたことが写真やたくさんのイラストではっきりとわかるようになってます。



【過去記事をランダム表示しており、時代遅れの記事が出ることがあります。】

先日、研究室の博士公聴会がありました。
僕にとっては興味深い内容で、今後のユニバーサルデザインにも変化をもたらすことになりうるものだと思いました。
その博士論文の中では、視覚障害者用誘導ブロックが取り扱われているのですが、ここで1つ。
一般的な誘導ブロックって黄色ですよね。ほとんどは、その場に不似合いです。
それが、公聴会では、色相(赤か?黄か?とか)は、視覚障害者による識別のしやすさに影響はないとされていました。
輝度比が重要なんだそうです。

欧州には誘導ブロックが石コロになっている場所があります。
他にも誘導ブロックの色相が黒だったりする場所もあります。
とにかく欧州には景観的に馴染んでいるデザインをしているのが多いと、僕は感じています。
それを見たとき、日本では何で黄色ブロックが多いんだ?と感じていました。
ですから、黄色の誘導ブロックではなく、その場に馴染む色相を使うことができるという点を知ったときは感嘆しました。

今までは障害者を強調したデザインが多すぎました。
しかも日本ではそれがユニバーサルデザインだとされています。
本当は、その場にさりげなく存在しているということ、それはユニバーサルデザインの思想に当てはまるはずです。
ですから、誘導ブロックをその場に馴染むようなものにするなど、障害者を強調しないデザインをもっと積極的に考えていって欲しいものです。