sukoyaka.jpg 「住宅改造ポイント集<聴覚障がい編>」
発行:北九州市建築都市局住宅計画課
企画編集:NPO法人北九州市すこやか住宅推進協議会

この冊子の作成に協力しました。
1)聴覚障がいとは何か、2)住宅の各部の改造ポイント、3)実際の住宅事例(8件) が載っています。

個人的な欲を言えば、住宅事例をもっと増やしたかったなと思ってますが、大人の事情(?)で無理でした。でも、このような冊子は今までになかったと思います。

当ブログで書いてきたことが写真やたくさんのイラストではっきりとわかるようになってます。



【過去記事をランダム表示しており、時代遅れの記事が出ることがあります。】

今回はバラガン邸からヒントを得た。
設計者は、Luis Barraganで、公式サイトはhttp://www.barragan-foundation.com/

バラガン邸の書斎は道路に面している。しかも高窓ということから、外に対して「閉じて」いることになってる。
一方、リビングルームは庭に面し、全面窓であることから、「開いて」いる。
バラガン邸の庭は塀に囲まれている。
つまり、バラガン邸は外の人気を感じさせない。
バラガン邸では、1人で長い間ぼーっとできるそうだ。

今まで、聾者の住宅には外部とのつながりが必要だと話してきた。
だからバラガン邸は聾者に不向きなのか、というとそうでもない。

むしろ、外部とのつながりを遮断するという発想もあるということを、今回バラガン邸を見直したときに気付いた。
「外部に注意を向ける必要がない空間。」
それは聾者にとって安心できる空間の1つであるような気がする。