sukoyaka.jpg 「住宅改造ポイント集<聴覚障がい編>」
発行:北九州市建築都市局住宅計画課
企画編集:NPO法人北九州市すこやか住宅推進協議会

この冊子の作成に協力しました。
1)聴覚障がいとは何か、2)住宅の各部の改造ポイント、3)実際の住宅事例(8件) が載っています。

個人的な欲を言えば、住宅事例をもっと増やしたかったなと思ってますが、大人の事情(?)で無理でした。でも、このような冊子は今までになかったと思います。

当ブログで書いてきたことが写真やたくさんのイラストではっきりとわかるようになってます。



【過去記事をランダム表示しており、時代遅れの記事が出ることがあります。】

聾学校計画に関する研究はたくさんある。もちろん、建築計画分野での話です。これらの聾学校研究は、ほとんどが現状を調査しただけのものだ。これらの研究のうち、1つ気になるものを挙げてみる。

「聾学校の児童・生徒は、同学年での学力差が大きく、個別取り出し教育が行われている」という、某研究者による調査結果がある。
つまり、個別指導を行っているわけです。

問題なのは、これをどう考えるかだ。
この某研究者は以下のように考えていた。

個別取り出し教育が行われている。

クラスという考えは無意味である。

学年の枠を越えて、学習目的に合った対応ができるような教室構成が必要。

正直言って、これは無意味だと僕は考えている。
なぜ、個別取り出し教育が行われているのか、学力差が出てるのかを考えなきゃいけない。
その理由は、手話による教育が行われていないからでしょう。

そう考えると、聾学校の建築設計のあり方が広がって見えてきますね。
手話による教育が今後行われていくはずでしょうから、聾学校建築に関する研究をやり直す時期が来ると思います。