sukoyaka.jpg 「住宅改造ポイント集<聴覚障がい編>」
発行:北九州市建築都市局住宅計画課
企画編集:NPO法人北九州市すこやか住宅推進協議会

この冊子の作成に協力しました。
1)聴覚障がいとは何か、2)住宅の各部の改造ポイント、3)実際の住宅事例(8件) が載っています。

個人的な欲を言えば、住宅事例をもっと増やしたかったなと思ってますが、大人の事情(?)で無理でした。でも、このような冊子は今までになかったと思います。

当ブログで書いてきたことが写真やたくさんのイラストではっきりとわかるようになってます。



【過去記事をランダム表示しており、時代遅れの記事が出ることがあります。】

飲食販売店のリフォームがあったとします。
店の運営などに関して、店員はそれなりの工夫を持っているのが普通だと思う。
例えば、注文されたものをメモする人もいれば、記憶する人もいる。
自分自身が経験を積んでいくことで、自分なりの方法が確立されていくわけですね。

リフォームを依頼された建築設計者は、そのことを頭にも入れなかった。新たな道具をつくり、それをレジの机に固定した。その道具は、注文されたものを記録する道具だった。店員は道具作成の依頼をしておらず、店員は記憶という方法を採っていた。つまり、店員が多くの経験を積んで得られた工夫が尊重されていない。

某リフォーム系テレビ番組をたまたま見てみたら、そんなことが放送されていました。これをどう思いますか?

聾者の住宅を設計するときは、聾者なりの工夫を尊重していって欲しい。
聴者には非常識とも思える工夫を、聾者はしていることがあります。どんな工夫があるのかは人それぞれで、それは直接本人と交流していかないとわかりません。
聾者なりの工夫を理解し、それを設計に活かしていくこと。それは建築設計やデザインには当たり前のことだと思います。