sukoyaka.jpg 「住宅改造ポイント集<聴覚障がい編>」
発行:北九州市建築都市局住宅計画課
企画編集:NPO法人北九州市すこやか住宅推進協議会

この冊子の作成に協力しました。
1)聴覚障がいとは何か、2)住宅の各部の改造ポイント、3)実際の住宅事例(8件) が載っています。

個人的な欲を言えば、住宅事例をもっと増やしたかったなと思ってますが、大人の事情(?)で無理でした。でも、このような冊子は今までになかったと思います。

当ブログで書いてきたことが写真やたくさんのイラストではっきりとわかるようになってます。



【過去記事をランダム表示しており、時代遅れの記事が出ることがあります。】

建築学会大会に行ってきた。

学会で印象に残ったものの1つが、ある学校の学生によるプレゼン。
学会でたくさんのプレゼンを見たけど、中でも際立っていたプレゼンが1つあった。聞こえない人にも非常にわかりやすいし、その場にいた誰もがそのプレゼンの虜になっていたように思う。

聞こえない人にわかるプレゼンとは、どういうものなのだろうか。

例えば、ちびまる子ちゃん、サザエさんとかドラえもんの3つのテレビアニメを音声なし・字幕なしで見比べてみる。ちびまる子ちゃんやサザエさんでは、音声なしなのだから何を言っているのかわからないし、映像そのものを見ても内容がわからない。これと同じようなプレゼンでは当然、聞こえない人にはわからない。プレゼンのプロも、聞こえない人に言わせてみれば彼らも同様なプレゼンをすることが多い。

だけど、ドラえもんではわかりやすいシーンが毎回必ずある。それは、ドラえもんがポケットからアイテムを出したときからそのアイテムを使うまでのシーン。これは音声なしでも誰でも十分に理解できる。まずアイテムが出たのを見て、「これ何だろう?」と思ってると、ドラえもんがそれを使ってみせる。その効果がはっきりと映像に出てくるので、「なるほど!こういうアイテムなのか!」と思う。僕はテレビアニメが好きではなかったのだが、ドラえもんのこのシーンだけはわかりやすいので好きだった。

ドラえもんのような感じでプレゼンをしていけば、聞き手が聾者でも聴者でも十分に理解できるはずだ。学会で印象に残ったプレゼンはまさにそれだった。ちなみに、そのプレゼンは文章がほとんどなく、絵の動きと単語しか表示されていなかった。ドラえもんのアイテムを出すシーンでも、アイテム名(単語)が必ず出ていることをお忘れなく…。